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   について


  1966年松尾次郎が佐賀県鳥栖市に魚蓮坊窯を創業.
 創業以来、彫刻・オブジェ・陶彫などの作品を発表しながら、形(デザイン)と釉薬に独自の手法を開発し、魚蓮坊窯独自の食器制作へと展開してきました.

 現在は、次郎の息子 松尾伊知郎がこれまでの魚蓮坊窯の作風を引き継ぎながらも、新しい器作りに取り組んでいます.また、伊知郎も次郎同様、陶器だけでなくオブジェやレリーフなど土を使った彫刻作品も発表しています.

魚蓮坊窯 松尾次郎が
2007年9月28日肝細胞ガンのため永眠いたしました。
これまでの皆様の次郎への
ご厚情に心より感謝申し上げます。

次郎の長男 松尾伊知郎が
魚蓮坊窯を引き継いでまいります。
これまでと変わらぬご支援とご愛顧を
どうぞよろしくお願いいたします。

 

「次郎 最近の作品」
「松尾次郎 プロフィール」

「伊知郎 主な作品」
「松尾伊知郎 プロフィール」


「次郎の器」 田内 正宏(元石橋美術館副館長)

  松尾次郎は、温和な人柄と、頑固で一徹な造形精神の調和が魅力の陶芸家である.昭和28年(1953)佐賀大学に入学.師に恵まれ、初めに彫刻を、次いで陶芸を学んだ.

 同33年からは有田の対山窯に入り、陶板や陶壁の仕事に携ってきた.
 昭和41年(1966)34歳になった次郎は、鳥栖で魚蓮坊窯を創業した.築窯からの次郎は、初代の自由と、その厳しさを同時に背負いこむことになつた.伝統の陶技を守りつつける名のとおった窯の門をたたき、修業を積んでの独立といった、普通の開票とは一寸わけが違った。固有の伝承的陶技の基盤は皆無に等しかったのである.だが反面、伝統にとらわれることなく、東西の陶器や古陶磁の研究をも深めることができ、次郎はことごとく、それらを身につけていった.

 その初期は、唐津系の士と柚薬にとりつかれ、まるで土器にうわぐすりをかけたような素朴という言葉がよく似合った、多くの佳作をもって陶壇に登場した.以後、個展の開催や公募展への出品などを重ね、次第にその評価を高めていったのである.
 はじめから、現在もそうであるが、次郎の作陶の根源は、彫刻やオフジェ、陶彫など、立体的造形美術にあり、その展開の分野の一つが、日常に使う用を目的とした陶器に定着をみたものであるといえよう.
 近年の作風には、次郎のもつ人間性と美意識を無理なく、素直に表現できる心境と陶技の見事な調和が、新たな展開の期にさしかかっていることが見えてきた。

 次郎の作品が存在する空間からは、西洋の美の秩序がもつ緊張感と、東洋的美感の響きが豊かな宗韻をもって交叉している.これこそ、次郎のめさす哲学であり、また次郎の器の世界なのではあるまいか.

 魚蓮坊窯展示作品

 魚蓮坊窯へのアクセス

 魚蓮坊窯について


魚蓮坊窯
〒841-0075
佐賀県鳥栖市立石町1520
TEL 0942-83-3085 FAX 0942-85-0394

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